「この素晴らしい有田焼の技術や美しさを、私たちの世代で途絶えさせたくない。」
400年以上の歴史を誇る有田焼。しかし現在、伝統工芸を支える20代以下の従事者はわずか6%にまで減少しており、窯元の後継者不足や廃窯が深刻な地域課題となっています。
若者が伝統工芸品から離れてしまう大きな理由は、「高価である」「生活スタイルに合わず実用的でない」「身近な販売経路が乏しい」といった心理的・物理的なハードルにあります。 私たちは高校生ならではの視点でこの課題に向き合い、伝統工芸が若者の日常に寄り添う社会の実現を目指して活動を開始しました。
2. 「陶片(とうへん)」に込めた想い(Our Concept)
焼き上げる過程でわずかな傷や割れが生じ、器として出荷できずに捨てられてしまう「陶片(やきものの破片)。 しかしそれは、職人さんが土や釉薬にこだわり抜き、長年の技を注ぎ込んで作った大切な伝統の結晶です。
私たちは、産業廃棄物になってしまう陶片をリサイクルし、現代の暮らしに馴染む「アロマストーン」や「アクセサリー」へと再生(アップサイクル)しています。
五感で楽しむ実用性:お気に入りのアロマの香りに癒やされながら、有田焼特有の美しい絵柄や風合いを楽しめます。
身近に飾れるデザイン:手のひらサイズ(縦横8cm×幅1cm)のため、一人暮らしのお部屋や玄関、カフェや美容室などの省スペースにも飾っていただけます。
「使う」だけでなく「飾る・身につける・作る体験」を通じて、身近なところから有田焼への親しみと「焼き物愛」を育んでいきます。
地元・福岡の高校生が集まり、失敗や挑戦を繰り返しながら歩んできたストーリーです。
2026年 1月 | プロジェクト結成 伝統工芸の若者離れを解決するため、有志の高校生チームを結成して活動を開始。
2026年 3月 | 「陶片のアップサイクル」への転換 当初案(シーグラス)の課題を経て、有田焼の廃棄陶片を活用したアロマストーンへ方向転換。
2026年 4月〜5月 | 有田焼の老舗窯元様とのパートナーシップ 有田焼を代表する老舗「深川製磁株式会社」様へ足を運び交渉を行い、陶片の提供や技術指導などの温かいご協力をいただくことに決定。
2026年 6月〜8月 | 「高校生∞チャレンジ」採択・活動拡大 福岡県「高校生∞チャレンジ」に採択され、8名のメンバーで本格的な商品開発、SNS発信、ワークショップ企画をスタート